文化庁 令和5年度｢大学における文化芸術推進事業｣で採択された「クロスリアリティ時代に求められる「リアル」「バーチャル」往還型アートコミュニケーション人材育成事業」のワークショップが、10月28日（土）にnorth east african league で開催されました。

「言葉を入れて画像生成aiで写真を作ろう。写真家が教えるキーワード。」
 講師：アン・ジュン

2006年 南カリフォルニア大学(ロサンゼルス)美術史学科卒業、2012年パーソンズ美術大学(ニューヨーク)写真学科修士課程修了後、2017年弘益大学校(ソウル)大学院写真学科博士号を習得。
「On The Verge 」(Photographic Center Northwest、アメリカ・シアトル / 2018)などの個展を開催し、韓国 ソウルを拠点に世界的に活動する写真家。

第二回目のワークショップとなる今回は、画像生成AIを使った写真作品を制作する作家アン・ジュン氏を講師に招き、写真の作品制作を体験しました。
前半では、AIによって、存在しない人の顔の画像が自動生成されたり、その画像が動画化されたりする体験を通して、AIの発達やその限界について学びました。
後半では、「Bing Image Creator」を使用して実際に写真作品を制作しました。構成する要素や要素間の関係、雰囲気、質感などについてテキストを入力することで、イメージが視覚化されることを体感し、創造性とは何かについて考えました。

今後も本事業では、入江泰吉の写真を活用しながら先端の技術を学び、アートの実践的な力を育てるアートコミュニケーション人材育成プログラムを開催します。